2011年5月26日木曜日

PM見える化

  皆さんは「プロジェクトマネジメントの見える化」と聞いて何を想像するだろうか。プロジェクト管理において重要な情報——「ルール、進ちょく、予算、課題、リソースといった情報の収集・更新・共有が定型化され、なおかつ常時最新化されているプロジェクトの状態」を想像したのであればそれは正しい。だが、「プロジェクトマネジメントの見える化」とは、それだけではない。
  「プロジェクトの見える化」ではなく、「プロジェクトマネジメントの成果の見える化」も必要だ!"PMOの効果の見える化"には、事前に見える化する対象とKPIを定義し、立証に必要なインプットをPMOの定常業務で管理しておくことで実現する。また、プロジェクトマネジメントの成果を定量的に認識し、成果が不十分な場合は、常にあるべきマネジメントに軌道修正していくことで、プロジェクトの円滑な遂行にも寄与する。
  また、副次的にプロジェクトマネジメントの品質向上にも寄与することを理解してもらえるはずである。よって、プロジェクトマネジメントを見える化し、プロジェクトマネジメントの成果をKPIにより定量的に認識し、成果が不十分であれば、常にプロジェクトの状況にマネジメントをアジャストして行かなければ、プロジェクトは決してスムーズに進めることはできない

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