簡単に「EXIF」について説明する。EXIFとは「Exchangeable image file format」の略で、1994年に富士フィルムが提唱したデジタルカメラ用の画像メタデータのフォーマットだ。平たくいえば、さまざまなメタ情報を画像の中に埋め込むことができるというものである。記事執筆時点での最新バージョンは、EXIF 2.2(EXIF Print)である。
埋め込み可能な情報は多岐に渡っている。「撮影日時」や「撮影機器メーカー名」などの情報はもとより、「シャッタースピード」や「撮影方向」「フラッシュの有無」といった撮影時の細かい情報、また、素早くアプリケーションで表示させるためのサムネイル(160×120画素)も埋め込むことが可能となっている。
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