2011年6月14日火曜日

Facebookチェックインクーポン

 フェイスブックの会員がクーポンを取得するのは至って簡単。「Facebookスポット」と呼ばれる位置情報を用いたコミュニケーション機能にクーポン情報が追加される仕組みだ。

 会員はスマートフォンなどのGPS(全地球測位システム)機能を使って位置情報を取得し、表示される近隣の飲食店や小売店などの一覧からクーポンの印がある店名を選ぶ。フェイスブック内の知人に居場所を通知する「チェックイン」と呼ばれるボタンを押すと、クーポンが表示される。あとは店員にクーポン情報を提示すれば特典を受けられる。

 一方、店舗側は掲載期間、割引内容、など、自由にクーポン情報を管理できる。クーポンは1人の来店客向けのほか、複数人の来店で発行するタイプ、複数回の来店に応じて発行するタイプなど計4種類から選べる。

 クチコミ効果も期待できる。フェイスブック内のクーポンは入手したことが知人に通知されて広がるためだ。フェイスブック日本副代表の森岡康一氏は「米国ではクーポン提供中の店舗のチェックイン数が平時の2〜6倍に増加。クーポン提供終了後も通常の倍以上で推移した」と語り、日本での成功にも強い期待を寄せる。

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