2011年6月6日月曜日

Thumbs.dbファイルを作成しないようにする

Windows XPWindows Server 2003の場合

 画像や写真データの縮小イメージを保存するThumbs.dbファイルを作成させないようにするには、エクスプローラのオプションを変更する。このためには、エクスプローラの[ツール]−[フォルダ オプション]メニューを実行し、フォルダ・オプション・ダイアログで[表示]タブを選択する。 ここにある[縮小版をキャッシュしない]のチェック・ボックスをオンにすれば、以後、Thumbs.dbファイルは作成されなくなる、だが既存のThumbs.dbが自動的に削除されることはないので、必要ならば検索機能で探し出し、すべて削除しておけばよいだろう。

 ところで、このファイルが利用できないと、縮小表示のたびに画像/写真ファイルの内容を読み出す必要があるため、表示に時間がかかるようになる。またネットワーク上のフォルダの場合はトラフィックも多くなるので、そのデメリットを十分考えた上で、設定していただきたい

Windows VistaWindows Server 2008Windows 7Windows Server 2008 R2の場合

 Windows Vista以降のOSでもThumbs.dbファイルは利用されているが、その管理方法はWindows XPWindows Server 2003とは少し異なっている。デフォルトではThumbs.dbファイルはユーザー・フォルダの下の特定の場所(%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Explorer)にまとめて置かれ、各フォルダの下には作成されない(1)。しかし設定によってはThumbs.dbが作成されることがあるし、このファイルが原因でフォルダの削除ができなくなる(Thumbs.dbが使用中で削除できないというエラーが表示される)など、トラブルとなることも少なくない。

1 この縮小表示やキャッシュ・ファイルの扱いはWindows VistaSP未適用版とSP1適用版で異なるなど、いくらか仕様変更が行われている。以下では最新版のSPが適用されているWindows OSWindows Vista SP2Windows Server 2008 SP2Windows 7 SP1Windows Server 2008 R2 SP1)を対象として解説する。

 Windows VistaWindows Server 2008以降でこのThumbs.dbファイルの作成を抑制する方法はいくつかある。以前のようにフォルダごとのオプションで[縮小版にファイル アイコンを表示する]を選択すればよいが(OSのバージョンやSPのレベルによっては表示されないことがある)、ユーザーごとのデフォルト設定を変更するには、システムのプロパティを利用する。コントロール・パネルなどでシステムのプロパティを表示させ、[詳細設定]タブにある[パフォーマンス]グループの[設定]ボタンをクリックする。

 

 

 

 

 パフォーマンス・オプションの[視覚効果]グループで「カスタム」を選択し、その中にある[アイコンの代わりに縮小版を表示する]というオプションをオフにする。これでThumbs.dbファイルの作成や使用が抑制されるはずである(これがそのユーザーのデフォルト値になる)。

 ただしこの設定を行っても、ネットワーク・フォルダの場合はフォルダごとに、Thumbs.dbファイルが作成されることがある。このような場合は、ローカル・ポリシーを使って設定するとよい。

 そのためにはまず[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示させるか、左下の検索ボックスに「gpedit.msc」と入力して、ローカル・グループ・ポリシー・エディタを起動する(ドメイン全体に対して設定する場合は、ドメインのグループ・ポリシーを編集する。ただしエディションによってはこのツールは利用できない)。そして、[ローカル コンピュータ ポリシー]の下にある[ユーザーの構成]を開き、[管理用テンプレート]−[Windows コンポーネント]−[エクスプローラー]のツリーを表示させる。

 右側にいくつかのポリシーが表示されているが、縮小表示に関する設定が4つほどある(OSSPなどで利用されるポリシーが異なる)ので、念のために、それらを全部「有効」にしておこう。End of Article

ポリシー設定

意味

[縮小表示を無効にしてアイコンのみを表示する]

エクスプローラにおける縮小表示やキャッシュの作成を無効にする。Windows VistaWindows Server 2008以降でのみ利用可能。HKEY_CURRENT_USERSoftware\Microsoft\Windows\CurrentVersion\PoliciesにあるExplorerDisableThumbnailsというレジストリ値に相当。この設定を有効にすると、パフォーマンス・オプションの「アイコンの代わりに縮小版を表示する」は常にオフになる

[ネットワーク フォルダーで縮小表示を無効にしてアイコンのみを表示する]

共有フォルダ(ネットワーク・フォルダ)に対して、エクスプローラにおける縮小表示やキャッシュの作成を無効にする。Windows VistaWindows Server 2008以降でのみ利用可能。DisableThumbnailsOnNetworkFoldersというレジストリ値に相当

[非表示の thumbs.db ファイルで縮小表示のキャッシュを無効にする]

共有フォルダ(ネットワーク・フォルダ)でThumbs.dbファイルの使用(作成/読み書き)を抑制する。Windows Vista SP1Windows Server 2008 SP1以降でのみ利用可能

[縮小表示の画像のキャッシュをオフにする]

縮小表示やキャッシュを無効にする。Windows XPWindows Server 2003以降で利用可能。NoThumbnailCacheというレジストリ値に相当

縮小表示に関するポリシー設定
縮小表示を無効にするには、これらの設定を変更する。グループ・ポリシー・エディタが使えない場合は相当するレジストリ・キーを変更する。

 

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